2023/10/16
憧れの「庭付き一戸建て」を思い浮かべたとき、当然のように新築住宅を考えていませんか?
従来の日本では、「マイホームといえば新築」という考える方が多くいました。
しかし現在、「中古を買ってリノベーション」を選ぶ方が増えています。
どうして今「中古住宅を買ってリノベーションする」という選択が増えているのか、中古リノベーションのメリットや注意すべきポイントなどを解説していきます。
新築で条件の良い土地が見つからない方や、リノベーションに興味はあるけどよくわからない、といった方にオススメの特集です!
国土交通省の住宅市場動向調査によると、中古戸建住宅の平均購入資金は、2,857万円。
一方、新築の場合は、建売分譲住宅が3,840万円、注文住宅が4,334万円です。
中古と新築では、1,000〜2,000万円の差があります。(※土地・建物込みの価格)
また、一般に、建物の資産的な価値は年数に応じて減じていくため、築古の建物ほど価格は安くなり、20年以上経過すれば、建物そのものの価格はほぼ底値まで下降します。
しかし、建物評価額は底値でも、基礎や構造は利用できるものが多く、キッチンやトイレなど、水回りの設備機器をより高機能なものに交換したり、構造部分を補強して耐震性や耐久性を高めたりと、工事費用を最小限に抑えながらまったく新しい価値をもった住宅へと生まれ変わらせることができます。
立地の面でも、駅の近くや都心部へのアクセスが良いエリアは、すでに住宅や商業施設で埋まっており、新築で条件の良い土地を探すのは容易ではありません。
しかし中古戸建ては、すでに住宅が建てられている条件のよい土地を購入できるということでもあり、新築よりもアクセスや周辺環境の良好な物件を選ぶことができます。
戸建てリノベーションを行う場合、建物の構造や傷みの度合いによって、かかる費用には差があります。
リノベーションの内容を「どれくらいこだわるのか?」という点でも、その差は人それぞれです。
おおよその費用を知りたいという場合、まずはリノベーション会社で見積もりを出してもらいましょう。
また、築年数が古い中古住宅は、断熱性能が十分でなかったり、耐震性能が現在の基準を下回っていたりすることがあります。
しかしそういった面こそ、リノベーションで向上させることが可能です。
ただし、リノベーションを考える場合、変更がしづらい間取り・構造の住宅があることに注意が必要です。
一般的な木造住宅の工法は、おもに木造軸組工法・プレハブ工法・ツーバイフォー工法の3種類があります。
それぞれの工法を熟知した建築会社に相談することが一番大事なポイントです。
当社はツーバイフォー工法の住宅はもちろんのこと、木造軸組工法・プレハブ・鉄骨やコンクリート工法の
建物まで豊富な実績をもつスタッフが対応しています。