家づくりのポイント 第3回 「家づくりのお金」|株式会社ハイテックマツムラ
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2022/04/25

家づくりのポイント 第3回 「家づくりのお金」

◇家をつくる時には、どのようなお金が必要?

 

・建物そのものの工事費用
・電気・水道など建物以外の工事費用(「付帯工事」と呼びます)
・土地をお持ちでない場合は土地の購入費用
・税金や引っ越し費用など諸費用を加えた合計額
主に上記が、家づくりにあたって必要なお金です。

 

◇支払い方法は?

 

全額を自己資金でまかなう方もいらっしゃいますが、
ほとんどの方は「住宅ローン」を利用します。
いま、日本国内には数千種類の住宅ローン商品が存在します。
この「住宅ローン」選び、住宅会社選びと同じくらい大事なのです。
なぜなら、住まいの間取りがその後の生活を左右するように、
住宅ローンの借り方も、その後の生活を左右するからです。
ニュースなどで「今の住宅ローンは超低金利」と言われたりしますが、

超低金利といっても、ちょっとした金利の差で、
その後の返済に大きな差が出ます。
たとえば、3,000 万円の住宅ローンを35 年返済で借りた場合、
金利が1.0%と2.0%では、
月々の返済は約15,000 円、返済総額は「約600 万円の差」が…。
(ボーナス返済・繰上返済を利用しない場合の試算です)
住宅ローン選びがいかに重要か、お分かりいただけたかと思います。

 

◇住宅会社を決める前に、すべきこと

 

それは、
『住宅会社を決める前に、予算を決めましょう!』ということです。
一見、当たり前のようですが、できていない方が意外と多いのです。
・住宅ローンは、いくら借りられるか?
・どのような商品を選ぶか?
・貯金はどれくらいあるか?
・貯金のうち、どこまで家づくりに回すか?いくら手元に残すか?
・今の収入や、将来の収入と照らし合わせて、無理のない計画か?
このあたりを十分に考えて、
家づくりに使える【本当の予算】を把握しておけば、
安心して計画を進めることができます。
「だいたい○○万円くらいかなぁ…」という、
“なんとなくの予算” で進める方が多いのですが、
計画途中で、予算の練り直しに迫られることが多いようです。
それに、「本当に大丈夫かなぁ…」という不安も消えないですよね。
注文住宅はオーダーメイドの住まいですので、
最初に予算をしっかり決めておくことが、本当に重要です。

 

◇予算を建てる際のアドバイス

 

人生における大きな支出は、家を建てることだけではありません。
建てた家に永く住まうためのメンテナンス費やリフォーム費、
ご自身の老後の生活費、車の買い替えやメンテナンス、
各種保険、お子様がいらっしゃる場合の教育費…。
その他旅行など、趣味のための費用も考えておいたほうが良いでしょう。
これらの支出も踏まえた『生涯の資金計画』を、
家づくりのスタート段階で考えることをおすすめします。
ここまで考えて資金計画を作るのは、大変かもしれません。
しかし、生涯のライフプランを見据えた資金計画ができれば、
家づくりに限らず、生活そのものの安心感につながります。
「家づくり」という人生最大のお買い物は、
ご家族のライフプランを考える、とても良い機会なのです。

住宅会社は、住まいのプロであると同時に、資金計画のプロでもあります。
気になることは、お早めにご相談ください。

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