2022/08/19
夢のマイホームを選ぶときは家のデザインやキッチンといった住宅設備の性能に目を向けることが多いと思いますが、専門家の見る視点は少し違います。
コロナ禍でリモートワークになったり今まで当たり前だった通勤そのものがなくなったりで、住み替えを検討される方も増えています。
そこで戸建て住宅(新築戸建て)の場合はどんなことを確認したほうがいいのか、主には土地から購入される方向けですが、土地をお持ちの方や建て替えの方にも共通する視点もあります。ぜひご一読ください。
第6位 日当たりの条件
共働きの世帯も多く、昼間は家族はだれも家にはいないというケースも多いのですが、やはり日当たりがいいか悪いかは日常の気分さえも左右します。
特にリモートワークになって一日自宅にいるなんて時は暗い部屋にいると気持ちも滅入ってしまいます。
夏と冬の季節ごとの変化や時間帯ごとの日の入り方の確認をするのは難しいですが、後悔しないように設計の段階で可能な限り考慮するよう配慮したい項目です。
また、せっかく入念に調べても隣に大きなマンションが建ってしまったなんてこともあるかもしれません。
将来のことまではわかりませんが、家への日当たりを遮るほどの高層の建物が建築できるエリアなのかどうかは確認しておきたい項目です。
第5位 周辺の活気(地域の未来)
購入しようと思うエリアが立地する自治体の人口の増減や高齢化率などは見ておきたい項目です。
将来の正確な予測をすることは困難ですが、地域の人気は二極化が進んでいるため、この先も人口が流入してくる可能性が高いエリアであるかどうかは重要な視点です。
また、高齢化が進んでいると将来空き家が増えたり、行政サービスを集中的に提供するエリアとそうでないエリアに分けられる可能性があります。
数十年先でも活気のありそうな街かどうか判断のポイントです。
次回は 第4位公共交通機関と第3位災害への備えのお話です。