35℃以上の猛暑を快適に暮らせる家づくり|株式会社ハイテックマツムラ
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2022/06/30

35℃以上の猛暑を快適に暮らせる家づくり

年々夏がやってくるのが早くなってきたような気がしませんか?まだ6月なのに35℃以上の猛暑を記録するのも当たり前になっています。家の中でエアコンをつけてなんとか過ごしている方もいらっしゃると思いますが、毎年夏を乗り切るのは大変な時代になってきました・・・

以前もお伝えしましたが政府は2022年4月22日、住宅の省エネルギー化を促すための関連法案を閣議決定しました。

これまでこの省エネ義務化はオフィスビルなどが対象でしたが、この建築物省エネ法改正案については、一戸建て住宅や小規模ビルなどすべての新築住宅・非住宅の建物に対して、2025年度からの断熱性能の省エネ基準適合を義務付ける予定です。

まず、2025年に省エネ性能義務化、そして、この先に見据える目標は2030年の新築住宅のZEHレベル義務化です。この省エネ法案が成立となれば、ほぼ全てのハウスメーカー、工務店さんは新築住宅の断熱性能向上を図ることは間違いありません。もちろん断熱性能の向上はこれから家を計画される皆様にはさまざまなメリットがあります。

まず、「光熱費の低減」です。これだけ暑ければ室内にいたらエアコンをつけずに過ごすことはかえって危険なレベルです。昨今、ガソリン価格が上昇したように、エネルギー価格も上昇傾向にありますが、国際情勢の先行きや為替相場が円安に振れて不透明ということもあり、電気料金などは今後も上がり続け、さらに家計を圧迫する可能性があります。

しかしながら、断熱性能が高ければ、夏のだけでなく冬季でも部屋の温度が下がりにくく、暖房機器等の省エネ、電気代やガス代の節約につながります。

二つ目に「住み心地の向上」も期待できます。部屋間の温度ギャップを抑えることは、冬場の不快だったコールドドラフトやヒートショックの予防にも寄与します。居住者の健康を守る上で、高い断熱性能は必須です。

 

国土交通省は今後の性能向上を見据え、23年ぶりに断熱性能の上位等級を新設する予定です。新設となるのは、断熱等級「5」「6」「7」の3つ。それぞれZEHレベル、HEAT20のG2レベル、G3レベルとなっています。今回焦点となっている省エネ性能については断熱等級4に相当します。

2025年からはこの現行では最上位区分だった断熱等級4が必要最低限の基準として運用される見込みです。実際には2024年時点で断熱等級4以上を満たさない新築住宅は住宅ローン減税の対象外になってしまうため、事実上は2024年には適用になります。

しかしながら断熱性能が向上されると資材価格も上昇します。心配なのが昨今の建築資材価格の高騰です。当然に断熱性能を上げようと思えば一定水準以上のグレードのサッシ、ガラス、断熱材等を使用します。ウッドショックに始まり、今や構造用の木材だけでなく、合板や鋼材などさまざまなモノの価格が高騰している中で販売価格の値上げに踏み切る会社も多く、性能向上はさらなる住宅価格上昇を招く可能性が高いです。お客様の立場でも住宅価格の高騰についていけないことも想定され、慎重な検討が必要です。

しかし、イニシャルコスト(初期投資)は高くなったとしても、お客様にはライフサイクルコスト(維持費)の観点から検討いただくこともお願いしています。光熱費やメンテナンスコストの低減といったユーザーメリットは、イニシャルコストを上回って多くあるはずです。ハイテックマツムラは窓サッシの小売りからスタートした会社です。40年の歴史で培ったノウハウで断熱とコストに優れた窓プランをご提案します。また、ツーバイフォー工法は断熱性、気密性にそもそも優れた工法です。安心してご採用いただける工法としてご提案しています。

中には中古住宅の検討をされる方もいらっしゃるかもしれません。国土交通省「我が国の住宅ストックをめぐる状況について」によると、、全国にある住宅ストック約5千万戸の中で省エネ基準を満たしているのは1割にとどまります。リフォームでの家全体の断熱改修はコスト面や技術面においてハードルが高く、施工できる会社さんはそんなに多くはないですが、ハイテックマツムラでは熟練の技術陣が対応しています。新築もリフォームもどちらも提案させていただけますので、迷ったときはご相談ください。

カーボンニュートラル、脱炭素社会へ向かって世の中が動いていく中でハイテックマツムラはお客様に様々な選択肢をご提案していきます。

 

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